今日ツイッターでとても悲しいお話を見てしまいました。
 理系で仕事をしていて女性だと言う事を理由に退職を勧められたと言うことです。
 私自身実はバリバリの理系でありながら周りに恵まれたお陰で一度もこのような思いをせずに過ごしてきました。
 ですから同情や慰めの言葉は出せません。
 でもその代わりに以前ネットで見かけたこのお話を送りたかったのですが、残念ながら日本語訳を見つけられませんでした。
 ですのでこれは私の下手くそな翻訳です、お許しください。
 これはとある工学系の大学の学生がクラスで共同研究をしている女性の苦労を見て新聞に投稿した彼女への手紙です。
 勝手に訳している上にかなり意訳してますからもしよろしければ下にある原文もご覧ください。

『 僕の工学部のクラスにいる彼女へ

 知っての通り例え普段どんなに僕が君を一人の共同研究者としてちゃんと扱っていたとしても、君と僕では事実平等なんかじゃありえないと言わなければならない。
 そりゃ僕たちは同じ学校で同じ授業を学び同じくらいの成績を取っているかもしれないけど、それで僕達が平等だって言えるだろうか?

 例えば僕は「お前は難しい科学の問題なんて勉強しなくていい」と言われ続けるような所では育たなかった。
 また僕は「汚れる事なんてするな」と言われたり、リーダーシップを取れる様頑張っているのを「偉そうなやつだ」と言われるような社会にも生きていない。
 大学に来て誰かに僕が積極的だからと言う理由で共同研究を断られたこともない。
 「お前の真価はその見た目だ」だとか「そんな男臭く見られることするもんじゃない」と言うようなスローガンやイメージを周りから押し付けられまくったこともない。
 それから大学の教授に僕が難しい数学や科学の原理を理解できないからと言って「所詮女だから」と諦められたこともない。
 男子特有の考えで揉めたり、不平等是正の為に就職が決まった、なんてレッテルを貼られたこともない。
 僕が成功を納めれば周りは皆こぞってそれは僕の実力だと言うだろう。

 だから僕達は平等なんかじゃないんだ。
 だって君は僕が一生かけても出来ない経験をこの業種で既に一通り経験してしまったのだから。

 ジェアード モーディン』 

原文はこちらです。
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-3269456/Male-engineering-student-online-sensation-writing-letter-female-classmates-aren-t-equal-men-ve-work-HARDER-dealing-sexism.html#i-cb1ad80b79c51dd7
 
どうしてもシェアしたくて翻訳してしまいました。