作者の作者による作者の為の自己満足&見直し用資料です。
どうぞ捨て置きください。。。
2017年5月4日編集。
2017年6月1日 一部更新しました。



魔法の等級
初等魔法、中級魔法、高等魔法または上級魔法があり、その違いは使用される魔力量及びその影響の大きさで決定される。

基本魔法
水木土風火電の元素をそのまま放出。
初等魔法から上級魔法まで詠唱は同じ。

下位魔法
『基本魔法』を含む等級に関わらず詠唱の同じまたは近しい魔法。
応用が利かず単純な結果を引き出す。

上位魔法
独立した詠唱を持ち、特殊な行使結果を引き出す魔法。

上位魔術
上位魔法の魔術、または下位魔法を組み合わせて複雑な結果を引き出す魔法の使用法。

無詠唱での魔法の行使
詠唱は施術者が魔法の行使後の結果を意識及び理解せずとも言葉と魔力の組み合わせで魔法を成り立たせることが出来る。
逆に言えば詠唱をしなくても行使結果を詳細に意識及び理解できる者は魔法を行使するのに必ずしも詠唱をする必要がない。

必詠唱魔法
拘束魔法を含むいくつかの魔法は成立時に詠唱を結果に直接組み込んでいる為無詠唱での行使が不可能となっている。ただし結果を詠唱無しで意識及び理解できる者が現れた場合はその限りではない。

戦闘魔法
上位魔法の内、戦闘に特化した魔法を便宜的に戦闘魔法と呼ぶ。
通常中級以上の威力及び魔力が必要となる。

魔法と魔術
魔法とは魔力を使って引き起こす現象。
例えば「火魔法」とは火をおこす熱と燃える対象の有無にかかわらず火が起きる現象そのもの。
魔術とはその魔法を行うための方法またはすべ。
火の魔術は無詠唱または詠唱による火魔法の行使または行使する方法。
広義には魔方陣も含まれる。
対比するならば、魔術は行えるが魔法は行えない。

魔方陣
現存する魔術は全て魔方陣で再現する事が出来るとされている。
ただし、上位魔法の魔術(上位魔術)を魔方陣で再現するのは非常に煩雑で、組み合わせの禁忌と組み合わせによる複作用を全て計算する必要がある為再現されていない魔術も多く残っている。
また、上級魔魔術を組み合わせる様な最上級魔魔術は魔方陣を使って再現するのは現実的ではないと考えられている。
逆に、特殊な魔術において長い時間魔法を定着させたい場合は魔方陣を使う方が効率的であると考えられる。

魔石
自然界にある魔力を含んだ石。

結晶石
自然界にある結晶石。
精霊界と深く関りがあり、精質を持つものが多く存在する。

魔晶石

魔力を結晶化させた石。
魔石とは根本的に異なる。

魔法に関する言語の考察
昨今魔法と魔術の違いをあまり気にせず、食い違った使い方をする魔法使い及び魔術師が多くみられる。
魔法使いはともかく魔術師は本来これらの違いを含め、魔術全般をすべからく習得したうえで名乗るべきものであり、これらの言葉の違いを軽視する風潮は忌避すべきである。

系統魔法
魔物及び一部の術者には系統魔法を生まれつき持つ者が稀にいる。
系統魔法は光及び闇に分かれ、光系の魔術師は水、火、電の魔術に強く、闇系の魔術師は土、風、木性の魔術に強くなる。
光魔法、闇魔法と称される魔法はそれに連なる精霊界から特殊な能力を引き出した結果であり、通常の魔術とは根本で異なる。
事象が物理的な力の作用反作用で説明されるように、系統魔法も精霊界の作用反作用で説明する事が出来るという説が有力である。

精霊界と魔力・魔術の関係
魔力は本来純粋にして性質を持たないエネルギー自体であり、詠唱などによりそのエネルギーで精霊界からある特定の性質を引き出す事により魔法を行使する事が可能となる。
魔術及び魔法陣とはこの様に魔力を性質をもったパワーに変換するための手段である。
よって引き出された魔法が行える事象への影響は使用された魔力量に比例する。
ただし、実際に引き出された物質または事象エネルギーは現世界から精霊界を通して収集されているだけであり、一単位の魔力で物質または事象エネルギーを引き出した結果として現世界の全てから同物質または事象エネルギーが微量ずつ徴収され減少しているはずだと考えられているがこれを実証した者はいない。


アルファさんのお話はこちら:悪魔な魔法使いの弟子はじめました。(R15版) 
ムーンさん(R18)のお話はこちら:【R18】悪魔な魔法使いの弟子はじめました。