またしばらく時間があいてしまいました。
皆様暑い夏をどのようにお過ごしでしょうか?
ご存じの方は多いと思いますが、私は有給を病欠で食い潰してました・・・。

先週、イギリスには熱波が来てまして。
外気温が記録破って37度まで行きまして。

そんな中。
こちらの個人宅にはほぼ冷房がありません。
本来そんな暑くなるはずのない国だったんですよ、ここは。
こちらの家は殆どがレンガ造りで屋根はスレート、そして内側にみっちりスポンジが詰められていて、要は冬に室温を逃がさない仕組みになってます。
おかげで、夏場我が家の室温は外気温の4度+くらいまで行っちゃうんですよ・・・。

暑くなるのは前もって知ってたし、ちゃんと窓とドアを開けっ放しにして、リモワしてたんですが。
休暇前の追い込みでぶっ続けの会議にハマってる間に、ふと気づいたら犬がしっかりドア閉めてくれてました。
室温、多分軽く40度こえてたんでしょうね。
とにかく暑かった・・・
暑すぎて、判断がどんどん鈍くなっちゃってて。
目まいがしても忙しいからだと思い込み、これは熱中症だ!っとやっと気づいたときには立つのも危うくなっていて。

そんな日ですし、病院は救急でどうせどうにもならなくなってるのが目に見えてるし、救急車は最速でも30分はかかるだろうし。
即ネット検索で対処探して頑張ったのですが、そこまで行くと水で濡らしたタオルも氷らせたペットボトルも焼け石に水でした。

変な汗が出始めて、思い余って水風呂張って飛び込んで、30分くらい頭まで浸かって体温下げて、そのあと薄着で扇風機全開にして転がってた結果、ばっちり次の日風邪をひいてしまいました。

ああ、これは自業自得だよなーっと結構納得して、でもあと2日で休暇だしっと仕事続けてたんですが、途中からなにか新感覚の筋肉の痛みと息切れが始まって・・・。

それを呟いたら「コロナじゃ???」って言ってくださった方が数人。
「まさかねーw」
と思いつつも、ギリ動けるうちに病み籠りする物資買ってこようとスーパーまで行って、そのついでに念のため検査薬買ってきたら。。。。大当たりでした。

おかげさまで、熱中症とコロナの掛け算で寝込んでる間に私を含め家族3人の誕生日も過ぎていき。
なかなかに、酷い夏の始まりの中、この素晴らしい挿絵を頂いてしまいました!
(やっとここ!)

前書きが長くてすみません。
それでは「第十一話 目からウロコな解決方法(後)」のふてぶてしいカーティスのご尊絵をご覧くださいませ✨

Curtis small

もうね、リアルに目まいがグルグルしました。
世界が揺れるってああいう感じなんですね。

無論うにいくらさんには前回も「悪魔な魔法使い」シリーズの扉絵をお願いしているので、そのクオリティーの高さはよくわかってるつもりだったんですが。
いつもお世話になっているホワミスさんからのプレゼントということで、今回は結構軽い打合せだけだったし、まさかこんな素晴らしい完成品になるなんて思ってなかったんです。

見た瞬間、動悸がドックンドックン上がっちゃって、これ真面目にドクターストップ!ってなったくらいです。

実は、この作品、ちょっとしたズルがあるんですよ。
まず、ヒーローの登場がやたら遅い。5話目になるまで噂でしか出てきません。
その上噂では出てこない物理的な身体的特徴が萌えポイントです。

そう筋肉

書いてるときにも呟いてたんですが、これ、まさに小説だからこそ出来るギミックだったんです。

小説は、文字に書いたもの以外は読者には伝わりません。
だから、たとえカーティスが高身長でも大柄でも、必要になるまで書かなければ隠しておけるんですよ。
しかも絵を描く友人が指摘した通り、首の太さとか、顎の形って筋肉に比例してある程度変わるんですが、それも全部無視できちゃう。
これこそマンガじゃできない技法って言えるかもしれません。

だからこそ、今回の挿絵は本当に無茶だよなーっと勝手に思ってたんですよ。
『ローブ姿なのに、目に見えては分からないけど、分かって見れば筋肉が見える絵』って、それ聞くからに無茶じゃないですか。

そ、れ、が。

もうこの絵見てくださいよ!

角度をうまく使ってるせいで見づらいんですが、、実は太いの分かりますか?

しかも立派な胸筋
透けてる、透けてる、その気で見ればちゃんと見えちゃう!
腕まわりもちゃんと筋肉見えにくいお衣装の工夫が凄い!

そして太もも
この太もも。
筋肉好きなら、もうがっつり分かります。

この太ももは絶対堅い!!!

こんなの凄すぎてもう言葉が見つからない!

しかも表情
私の想像力じゃ絶対絞り出せないような、めっさ繊細な小さなティアラ(婚約申し込み用)を手に、むっつりドヤ顔決めてるのがもう堪らない(ハアハア)

そして
これね、手は全然筋肉っぽくなくて正解なんですよ。

カーティスの筋肉はいわゆる魔王という種族の特性で、実は変幻自在。
人間の筋肉とは根本的に違うわけです。
ミノタウロスが筋肉ムキムキなのに手足細くて牛顔なのと一緒なのです(?)

プラス、薬師という職業柄と魔王という素性を隠すために、カーティスったら普段目につく部分はちゃんとゴツくないよう隠してるんですよねぇ。

だけど無論リザは筋肉が大好物
それをノーラから聞いて知ってるカーティスは、服に隠れる部分では全く自重してないわけです。

な~んて裏設定、まさか流石に無茶すぎて、実はうにいくらさんには全く説明してなかったんですよ・・・。
だから見た瞬間、もう言葉がなくて。

ありがたいことに、作品を読んでくださってるのは知っていましたが、まさか私の裏設定まで見透かして結果がこうなって返ってくるなんて。
もうこれ、「神絵」という以外いったいなんと言えばいいのやら
凄いですよね・・・・

これ、実はまだ本編にくっつけてないんですよ。
だって、どうやってつけていいか思いつかなくて。
真ん中のページ部分に入れるにはあまりにもったいない・・・。
出来ればSS書いて拍手にでも付けたいところなんですよねぇ。
出来るかなぁ(時間)

ということで。
最悪最低だった私の夏休みを最高に輝かせてくださったうにいくらさんとホワミス様には本当に感謝しかありません。
これからもホワミス様ではお世話になると思いますので、皆様もどうぞよろしくお願いいたします♡

お話はこちら:
【アルファポリス版】転生令嬢は逃げ出したい~婚約解消されたのにバッドエンドの監禁魔が追ってきます。
【ムーンライト版】転生令嬢は逃げ出したい!~穏便に婚約解消されたのにバッドエンドの監禁魔が追ってきます。

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